2014/05/11 (Sun) 14:04
ガレージキットのお買い上げありがとうございました。
東堂尽八と巻島裕介の組み立て方の補足です。
途中ではありますが、レジンを削る様子は以前の組み立て方の記事もご参照下さい。
(つづきは書いてる途中です。すみません;;)
では、つづきからどうぞ
まず、袋を開けてパーツ表と実際のパーツ数が違っていないか確認して下さい。
足りないものがある場合は今月中にご連絡下さい。
ゲートやバリを、ニッパーとデザインナイフで削ります。
(詳しくはこちらをご参照下さい)
今回、ジャージの袖がかなりぴったりのサイズです。
まず、内側のバリや埋まってしまった穴を削って下さい。
その後腕を荒めの紙ヤスリかスポンジヤスリ(320番~400番くらい)で全体的に細さ調節のヤスリ掛けして腕がはまるように調整して下さい。
ヤスリが終わったら、必ず塗装前に仮組みをしてバランスを調整して下さい。
各パーツはピンバイスで穴を空けた後、真鍮線やアルミワイヤーを通して、接着の補強にします。
●オススメの穴サイズ●
下半身と上半身 2mm
東堂の頭前後 2~1.5mm (一本でOK)
足首と靴 2~1.5mm
両腕 0.8mm
東堂前髪 0.5mm
巻島前髪(真ん中の細い所)+はねてる髪 0.5mm
※巻島の前髪と後ろ髪は、真鍮線を通さないほうがぴったり合います。
400番でのヤスリがけが終わったら、スポンジヤスリの細かい目の物で全体的にヤスリがけしておくと、質感がきれいにしっとりします。
学校ジャージ以外に塗装する場合、胴体の表面に掘り込まれたモールドは埋めてヤスリがけをしておくときれいに塗装できます。
専用のパテなどもありますが、ゼリー状の瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜたもので埋められます。
髪の毛先や指先、ジャージ裾等にある小さい気泡もコレで多めに埋めて、乾かした後ヤスリがけして整えます。
■巻島の髪の塗装について
今回、3通りの塗り方を試してみました。
右・赤のラインをマスキングゾル(塗るマスキング剤)+エアブラシで緑(Mr.COLORモウリーグリーン)
真ん中・マスキングなし、緑を筆塗り。その後アクリルガッシュで赤のラインを書き入れ
左・テープマスキング(1mmと2mm)使用。緑(ガイアノーツ・パール萌葱イエローグリーン)エアブラシ塗装
結果、見ていただければ分かるように、原作巻ちゃん風味を出すには、筆塗りで十分!という結果になりました。
左の淡い色にするには、マスキングテープを使用したエアブラシがきれいだと思います。
マスキングゾルは後で修正が沢山必要なので、お勧めしません。
今回赤は全てアクリルガッシュ筆塗りですが、萌葱色の場合、パールの赤を使うともっときれいかも知れません。(そのうち塗りなおしたいです)
■デカールについて
貼り方は説明書の通りですが、東堂のレーパン用のデカールが一番難しいので
必ず貼る位置を確認してから使用して下さい。
先に張りやすい胸の学校名や、背中のコピーライトから貼る事をお勧めします。
青ジャージはまず最初に白で塗装して、グレーのシャドーも全体的に入れます。
その後、細いマスキングテープをラインとして横に張り、上から水色を吹くと簡単にラインが出せます。
今回は3mmのマスキングテープを使いましたが少し太かったので、2mmの方がいいかもしれません。
東堂のネックレスは、お菓子に付いていた紐です。(えっ)
質感が丁度良くてお勧めです。
シューズはアニメ版の塗り方が出来るようなラインが彫ってあります。
マイヨポアの水玉は丸と三角に切り抜かれたマスキングシートが販売されているので
その丸の外側を切り貼りして、上からエアブラシを吹きました。
一枚で一人分くらいです。
あとマスキングの隙間が出来やすいので、修正頑張らないといけません。
今回は胸と右肩に、略式のチャンピオンコミックマークを入れてみました。
せっかく自分で色がつけられるガレージキットなので、色々試してオリジナルを完成させると楽しいと思います。
完成した作品を見せていただけたら、すっごく嬉しいです^^
それでは、よい模型ライフをお楽しみ下さい。
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